はじめに:投資なんて無縁だった38歳が、ついに重い腰を上げた話
こんにちは。38歳、年収450万くらいの普通の会社員です。
これまで「NISA?iDeCo?なんか流行ってるっぽいけど、まぁ自分はいいか」と完全にスルーしてきました。
正直、投資とか節税とかってちょっと構えてしまって。
「失敗したら怖いし、難しいことはやりたくない」って思ってました。
でも最近、まわりを見てたら…
気づいたらみんな、何かしら始めてる。
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同い年の友達が「NISAはじめた」と言ってる
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会社の後輩が「iDeCo節税になるんすよ」って当たり前のように話してくる
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SNSでも“初心者の積立投資”みたいな話題がやたら多い
「自分だけ何もしてないの、まずいのかも…?」とちょっと焦って、
ようやく調べ始めたのが去年の暮れでした。
iDeCoとNISAって、結局何が違うの?
最初に思ったのはこれです。
**「結局、どっちがどう違うの?」**ってところがわからない。
難しい説明は苦手なので、
自分なりに噛み砕くと、こんな感じでした。
🔸 iDeCoは「節税できるけど引き出せない貯金」
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毎月積み立てると**所得控除(税金が戻る)**が受けられる
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でも60歳まで引き出せない(これ、ほんとにガチ)
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転職しても払い続けられるけど、途中で止めるとしばらく運用だけになる
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手数料もちょっとずつかかる
要は「未来の自分にガチで預ける貯金」って感じ。
🔸 NISAは「利益に税金がかからない、自由な投資枠」
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増えたお金に税金がかからない(非課税)
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お金はいつでも引き出せるし、やめたければ途中でやめられる
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投資先もけっこう自由(投資信託、株など)
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節税ではなく「使い道の自由+運用益非課税」がメリット
たとえるなら、**“ちょっと増やせる予備の財布”**みたいな感覚でした。
「節税できるしiDeCoの方が得なのでは?」と思ったけど…
最初は、「税金戻ってくるならiDeCoの方が得じゃない?」って思ってました。
でも、よく調べると──
60歳まで絶対に引き出せない
ってのが、自分には重すぎました。
正直、38歳から20年以上先ってかなり長い。
その間に、転職したり、家族のことでお金が必要になったり、何があるかわからない。
「今の自分が、そこまでガチで“老後専用貯金”できるか?」と考えたら、
自信が持てなかった。
それでNISAを選びました。理由は「使いやすそうだから」
NISAについても調べたんですが、
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月1万円とかから始められる
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積立だけじゃなくて株とかもできる
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いつでも引き出せる
という自由さと気軽さが、今の自分にはちょうどよかった。
「とりあえずやってみて、途中でやめてもいい」
この精神的なハードルの低さが、始めるきっかけになりました。
実際に始めてみた:楽天証券+オルカンで月1万スタート
今は楽天証券で新NISAをやってます。
積立設定は楽天キャッシュで、月1万円。
買ってるのは「オルカン(全世界株式)」っていう、初心者に人気の投資信託。
「ちゃんと未来の自分のために動けた」って実感が、地味にうれしかったりします。
何より、“やってる人たちの会話にちょっと乗れる”ようになったのが、メンタル的に大きかった。
もし40歳から始めるなら、やっぱりNISAの方が合ってると思う
今の自分が40歳だったとしても、
やっぱり最初はNISAからにすると思います。
もちろんiDeCoの節税メリットは魅力だけど、
「今後何があるかわからない」という不安を抱えながら20年ロックされるのは、ちょっと怖い。
NISAなら、「必要になったらやめる」もできるし、
「途中で増やしたくなったら増やす」もできる。
**“生活に合わせて調整できる”**って大事なんですよね。
まとめ:遅れて始めたけど、やってよかったと思ってる
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投資とか全然やってこなかった38歳でも、NISAなら始めやすかった
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iDeCoはお得だけど、「60歳まで使えない」のが自分にはハードルだった
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NISAは「自由にやめられる」という気軽さが一番のメリットだった
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「始めてる人」の側に立てたことで、少しだけ自信もついた
周りが先に進んでる感じに焦ってたけど、
“とりあえず始めてみた”こと自体に意味があったなと思います。
同じように「なんとなく不安だけど難しそうで止まってる」人がいたら、
僕の体験が何かのきっかけになったらうれしいです。